日本大腸肛門病学会には、約6600人(2021年現在)の医師が加入しています。そのうち専門医とその上の指導医を合わせると約1800人が認定されています。
しかし、意外と知られていないのは、この専門医と指導医には大腸内科、大腸外科、肛門科の医師が含まれていることです。因みに現在、肛門領域の専門医と指導医を合わせても全国に200名余りしかいないのです。
一方、日本臨床肛門病学会では、技能認定医、技能指導医を認定しており、そのような施設では安心・安全な治療を受けることができます。
つまり、学会が認めた「肛門科の専門医」は非常に少ないのが現状です。
肛門疾患も、早期発見、早期治療が肝心です。そのためには肛門の専門医に見てもらってください。なかでも日本臨床肛門病学会の認定した肛門の専門医に診てもらうと安心です。